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バリ島のお盆「ガルンガン」はどんなもの?

バリ島のお盆「ガルンガン」はどんなもの?

スラマッシアーン!(こんにちは)

バリ島にもお盆があるの?と、このタイトルを見て思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実はバリ島にも「ご先祖様の帰省をお迎えする」というような意味の日があるんですよ!

その名も「ガルンガン」。一度聞くと覚えやすい名前ですね。

今日のブログは、

  • 「ガルンガンってなぁに?」
  • 「ガルンガンの時期ってどんな感じ?」

というクエスチョンにお答えしたいと思います。

ちょうどこの時期へバリ島へ訪れる旅行者への注意もありますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね😊

ガルンガンとは?

バリヒンズー教で用いられる、【210日を1年とした暦「ウク歴」】の祭日で、先述したように日本でいうところのお盆にあたります。

バリ島のカレンダーについて、詳しくはこちら!

バリ島の2019年カレンダー

ガルンガンの10日後には「クニンガン」という日があるんですが、

「ガルンガン」にご先祖様が「ただいまー」と戻ってこられる日なら、クニンガンはご先祖様が「じゃぁまた行くわ」と、神様の元へ旅立たれる日となります。

ガルンガンとクニンガンの期間は1セットでウク歴に一回巡ってきます。

バリヒンズー教にとって大変重要な期間となりますが、楽しいイベントとしての側面もあって、バリの人は大人も子供もみんなこの日をとても楽しみにしているんですよ!

 

ガルンガン ⇒ ご先祖の霊をお迎えする日

クニンガン ⇒ ご先祖の霊をまた送り出す日(ガルンガンの10日後)

ガルンガンの雰囲気

さて、日本でもお盆の雰囲気というのは「お盆ならでは!」のものがありますよね?

バリ島ではどうなんでしょうか?

先日終わったばかりのガルンガンの様子を、写真を交えながらお伝えしていきましょうー!

 

まず、ガルンガンと言えば👆

私たちバリ好きにとって一番分かりやすいのが「ペンジョール」という玄関前の大きな飾り。

ペンジョールのアップ

 

竹やヤシの葉などを材料にして、一家に一つずつ、手作りで作られます。

チビッ子もみんなで集まって楽しそう!

ペンジョールを作るバリの人たち

 

各家によってデザインは自由です。

材料費はペンジョールの規模によってまちまちですが、下の写真くらいの規模の物になると●万円ほどするペンジョールもあるそうですよ。

ご先祖様にとって「あなたの家はここですよ」という目印の役割を果たす大事なものなので、バリの人の入れ込みようも相当なのかもしれませんね。

 

ペンジョールがガルンガンの合図

バリ島でこのペンジョールが飾られると「お、ガルンガンだな」と、ガルンガン到来に気が付きます。

 

一斉にペンジョールが飾られる街の通り。

その光景は美しいのなんの!

街中に立ち並ぶペンジョール

「バリ島で一番キレイな通りはどこ?」と話題になるほどですが、やはり通りとしてキレイなのはウブドでしょうか?

その街によって街独自のルールを作っていたりする場合もあるようで、

バリの人たちに聞くと「あそこのバンジャール(バリの自治体のこと)は凝っていて毎年すごいんだよー」と教えてくれたりしますよ!

準備に忙しいバリの家庭

そうやって芸術的な飾り付けに力が入るのも、いかにも手先が器用なバリ人らしいですね。

それから忘れちゃいけない💦 神様へのお供え物準備もあります。

 

各家庭では、だいたいガルンガンの一週間前から準備に忙しくなってきます。

「この準備はこの日に」といった具合に、決められた日に決められた準備を行うというルールがありますよ。

 

女性はお供え物「チャナン」を作ったり・・・。

チャナン作り

 

男性は料理系を担当。神様にお供えする為の焼き鳥(サテ)を作っているところです👇

お供え物のサテ作り

 

各家庭にある家寺も寺院と同じように美しい飾り付けをしたり・・・。

キレイな飾り付けをしたバリの家寺

 

そうして迎えたガルンガン当日は、お寺でお祈りをして、夕方になると街の中をバロン(バリの聖獣)と共に練り歩きます。

ちなみに、ガルンガンの日は、ご先祖様が家に戻って来るという意味のほかにも【「善」が「悪」に勝利した日】という意味もあります。

このバロンが街を練り歩くのも「街中にいる悪い霊を追い出して、善に包まれますように」という意味で行われますよ。

「善」が「悪」に勝利した日について
有名な寺院であるティルタエンプルや、独特な慣習を持つことで有名なトゥガナン村に大きく関わってくる、と~~っても興味深いお話が背景にあるのですが、それは別の機会でご紹介したいと思います。ぜひ楽しみにしておいてくださいね😆

 

ガルンガンの時期、観光客が気を付けたいこと

このようにバリ島全体がお祭りムードに包まれるガルンガン。

この時期にバリ島へ訪れる観光客が気を付けたいことが幾つかありますのでお伝えいたします。

バリ人営業のお店は閉まっている

まず「行きつけのワルン(大衆食堂)が閉まっている~」なんてことがよくあります。

バリの人は仕事よりも宗教行事への優先度が高いので、ガルンガン以外にも結婚式といった程度のことでも仕事を休んで村全体で取り組んだりしますよ。

道が渋滞する

ガルンガン中は、バロンの練り歩きで車の行き来を止める他にも、ガルンガンの次の日である「マニスガルンガン」は遊びの日でみんな車やバイクで外出しますので、道路がとても混雑します。

なので、旅行の行程には少し余裕を持っておくのがおすすめですよ。

特に、空港へチェックインする日は要注意!

昨年の12月にあったマニスガルンガンの日は年末とクリスマスが重なり、バリ島にはお隣ジャワ島からたくさんの人たちが訪れている最中で、それはそれは凄い混雑でした。

私もマニスガルンガンの家族行楽でGWKとウルワツ寺院を訪れていたのですが、ウルワツをサンセット過ぎの時間(夜7時前くらい)に出発して、ウブドに着いたのが真夜中!というくらいスゴイ渋滞でもうグッタリ!

「これが観光客でそれこそ空港に行く日だったらエライこっちゃ~」とヒヤヒヤしましたよ~😅

おそらくプロのガイドさんはその辺りを熟知していますので、ガルンガン中の島内移動は「自分たちだけでタクシー移動」ではなく、ガイドさんやドライバーさんを伴った移動がおすすめです。

まとめ

以上、今回はバリ島のお盆にあたる「ガルンガン」についてご紹介しました。

伝統的なバリ島の行事を目の当たりにすると、「あ~バリ島のこんな雰囲気が好き」と思ってしまう私・・・。

ゆったりまったりなヴィラでの時間や、息を飲むほど美しい絶景、というのも旅行内でのお楽しみとしてモチロン魅力的なのですが、

ハワイでもなく…、他のビーチリゾート地でもなく…、まさに「バリ島だけでしか体験できない」というのだと、こういったバリヒンズーを信じるバリ島ならではの独特な文化や雰囲気なんですよね・・・。

近年どんどん観光地化が進んで欧米風のリゾートな街並みになっていく中で、時折目にする昔ながらの伝統的なもの。

私たちが今後どれだけ発展しようがしまいが、ずーっと変わらずにあるものを思い出させてくれるような気がして、なんだかホッとするバリ好き編集部なのでした。

それでは、次回もまた🖐