バリ島で見掛ける花「フランジパニ」の雑学
- 2019.03.27
- お役立ち・雑記
スラマッシアン! 最近、夜の雨が多めのバリ島です🌧️
雨がよく降る雨季は、南国リゾートと言えどもお花満開ではないので、カラっと晴れた乾季が待ち遠しいですね!
今日はバリ島でよく見掛ける花「フランジパニ」について、ちょっとした雑学をお届けしたいと思います。
フランジパニの名前
「フランジパニ」または「プルメリア」どちらの名前も用いられるこのお花。
正式名称は「インドソケイ(インド素馨)」というらしいです。
インドソケイ・・・・・??!!
改めて聞くと全然イメージとマッチしませんね😅
(ただでさえバリ島がインドネシアだというのも知らないという人が居るのに、紛らわしい💨)
「プルメリア」というのは、アメリカでよく呼ばれる言い方です。
一方、「フランジパニ」は、オーストラリアでの呼び方なんだそうです。
じゃぁ、バリ島では?というと、
「ジュプン(Jepun)」と言います。
これはバリ語で、インドネシア語は「カンボジア」となるのだとか。
なんだかいろいろな国の名前が出てきましたね。
ワケが分からなくなって来てませんか・・・💧
同じジュプンでも種類があります
さらにややこしい話、ジュプンの中でも種類があるらしく、大きくは下記の2つに分けられます。
ジュプンジャワ
よーく見ると、花びらの先が丸いのが「ジュプンジャワ」という種類です。
プルメリア、フランジパニ、と言えば、この丸い花びらのイメージが強いですね!
ジュプンバリ
上の「ジュプンジャワ」と見比べると、花びらの先端がシャープになっています。
これが、「ジュプンバリ」で、バリ島で多く見かけるのはこちらの方です。
皆さんご存知でしたか?
私はぜんぜん知らなくて、バリ島現地の人に教えてもらってビックリしましたよ!
もちろんバリ島にはジュプンジャワもあります。
しかし、お祈りに使うお供えものや、お祈り後のバリ人の耳に飾られているのは、こちらの「ジュプンバリ」が断然多いです。
バリ島ではとっても神聖とされているお花で、お祈りの際にも用いられます。
それに、香りがとてもいいため、お香の原料にもなります。
ちなみに、花言葉は「気品」。
しかしそんな素敵な意味のフランジパニも、ハワイでは死者の花としてお墓に供えられたりするのだそうです。
国が違えば、意味や用いられ方もまったく異なりますね。
ピンクのものもあります
そして、ピンクのジュプンもありますよ。
こんなに鮮やかなものや、うっすらと薄いピンク掛かったものもあって、色々なカラーをミックスするととってもキレイ!
ジュプンの木枝を切って出てくる樹液は毒性があってかぶれたりするそうです。
手に付いたりしたらキレイに洗ってくださいね。
インドネシアの国花
ところで、こんなにもバリ島でポピュラーなフランジパニ。
実はインドネシアの国花は別の花なんです。
気になってインドネシアの国花を調べたら、「ジャスミン」でした!
ジャスミンって、ジャスミンティーとしても使われるあのジャスミンですよ。
中国や台湾でよくジャスミンティーが出てくるので、なんとなく東洋のイメージがあるのですが・・・。
なんとインドネシアの国花なんですね。
花言葉を調べたら「愛想の良い」「愛らしさ」でした笑
(愛想が良いというのは分からなくないような・・・・)
ちなみに、台湾の国花は「梅」で、
中国の国花は「牡丹」という説と「梅」という説とあり、明確には指定されていないということですよ!
まとめ
バリ島でよく見掛ける南国フラワー「フランジパニ(プルメリア)」をご紹介しました。
寒さに弱いので日本では見掛けないだけに、この花を見るとイメージするのはひたすら常夏のリゾートですよね。
シルバーアクセサリーのデザインやネイルだったり、雑貨や食器などにもデザインのモチーフとして使われることが多いフランジパニ(プルメリア)。
そういえば、バリ島一人気の老舗スパ「フランジパニスパ」というのもありましたっけ?!
そのお話はまた次回に・・・・!
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